新労使協定では「マイナーオプション」の1年間での回数が無制限→5回に
メジャーリーグのオフでもっとも注目を集めたのは、労使協定の締結に向けた交渉の難航とそれに伴うロックアウトだった。では、10日(日本時間11日)に機構と選手会が合意した新労使協定の主な変更点はどこなのだろうか。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、メジャーからマイナーへの降格回数の制限に着目している。
通常、メジャーの選手には3年分の「マイナーオプション」が与えられ、適用された年には何度でもマイナーとの間を行き来させることができた。しかし、今回の変更では「マイナーオプション」が適用された年でも、年に5回までしか降格させることができなくなる。
記事では「一部の選手は“目まぐるしい”上げ下げが減ることに」との影響を予想。2021年8月当時、メッツのリリーフだったジェフ・ハートリーブ投手を例に挙げている。ハートリーブは3週間で4度も降格させられ、その間にメジャー登板はたった1回しかなかった。さらに、自宅の部屋では一晩も過ごせなかったという。
この「マイナーオプション」の回数制限は、新労使協定の中では小さな変更点だが、このような一部の若手選手にとっては大きな変化ともいえる。ハートリーブは記事内で「3Aのリリーフ投手の生活にとっては特に素晴らしいこと。僕は去年、子どもに3か月近く会えなかった。多少は普通の生活ができるようになる」と喜びを語っている。
(Full-Count編集部)
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