「4番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(26)が、メジャー初のサヨナラ打を放った。

延長11回、1死二塁から左腕レイリーのスライダーを捉え、右前へ運んだ。5打席目まで無安打も、土壇場で4番の仕事を果たした。5打数1安打1打点で打率は1割9分となった。試合後の一問一答は以下の通り。

-今季はなかなか結果が出ていない。この一打で今後の自信につながるか

大谷 ヒットが出たというよりは、(打席での)見え方というか、打席の感じが前の打席も良かったので、明日、それを継続して、どういう風に見えるのかが一番大事かなと思います。

-打席での見え方は今年、良くなかった

大谷 そうですね。技術面で言うなら、立ち方、まずは構え、そこから始まると思うので。簡単に見えると思うんですけど、同じように毎回毎回、立っていくというのも難しいので、そこは何回やっても難しいかなと思います。

-サヨナラ打の後、どんな気持ちだったか

大谷 うれしいですし、あんまりみんなくっつかないようにというか、そういう感じでやっているので。本当の、普通のシーズンで打ってみたかったなというのはあります。

-喜び方が難しかった

大谷 そうですね。いっていいのか、悪いのかっていうのが、みんな分からないので。

-5打席目までヒットがなかった中で、メンタル面ではどのように打席に入ったか

大谷 あんまり(ヒットが)出てないとか思わず、前の打席が良かったので、本当にその感覚のままいってみて、どうなのかなっていう感覚を知りたかった。結果いい打席だったので、良かったかなと思います。