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Sunday, March 27, 2022

戦火の中で支援活動…ウクライナ名門シャフタールCEO「普通の生活を送っている時は幸せや自由について考えない」 - Goal.com

Getty Images

シャフタール・ドネツクのCEOを務めるセルゲイ・パルキン氏は、チャンピオンズリーグ(CL)で再び戦うことが夢だと語った。

2月24日から始まったロシア軍によるウクライナ侵攻。ウクライナ国内は戦火に見舞われ、市民に多数の被害が出る中、同国フットボール界では活動停止を余儀なくされる状況が続いている。

現状を受け、ウクライナ国民を支援するための取り組みを続けるシャフタールのパルキン氏は、イギリス『ガーディアン』で「最初の頃は非常に混沌としていた。戦争が始まったとき、特に国境は大混乱で、何千、おそらく何百万もの人が国を離れたがっていた」と話し、クラブの役割について続けた。

「私は2週間キエフに留まり、その後クラブの幹部と話をして人々を助ける取り組みを始めることを決めた。その中で、大多数の難民が西部に集まっていることに気が付き、西部に人道支援のクラブを開設した。東部の現状を受け、何千もの人々が東から移動している。だから、私たちは彼らを支援しようとしている。現状は悲惨なものだから、彼らはここ西部で多くの助けを必要としている」

また、ウクライナ人のメンタリティについて「私たち全員が勝利を信じている。このような気持ちを持つことが一番大切なことだ。気が休まるときはないが、この戦争に勝つという1つの目的のためにみんなが取り組んでいる」と話したパルキン氏は、CLの舞台に戻るという夢についても語っている。

「すべてが元の状態に戻ったときに、CLを戦うために飛び立てることを夢見ている。私たちにとって、これこそが一番大きな勝利で、一番大きな幸福だ。しかし今、私たちはそんな夢を見ることはできない」

「通常の生活を送っているとき、幸せや自由について考えることはない。民主主義の国では当然のことだからだ。私たちの国で戦争が起きているのと同じような状況になったときになって、初めてこのような必要不可欠なことについて考え始めることになる」

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