3月15日(火)の『林修の今でしょ!講座』では、東京の地下鉄の礎を築いた早川徳次のスゴさを徹底解剖する。
通勤や通学など現在当たり前のように使用されている東京の地下鉄。実はこの地下鉄は、今からおよそ100年前に一介の民間人が500億円規模の大工事を成し遂げてつくられたものだという。
その人物は、地下鉄づくりにその生涯をささげたという偉人・早川徳次。
資本家でも政府の役人でもない“ごく普通の民間人”だった早川が、当時政府すら難しいと考えていた地下鉄づくりをどう成しえたのか?
そこで今回は、バカリズムが講師となり、地下鉄の専門家で鉄道ジャーナリストの枝久保達也さん、元東京都副知事で都営大江戸線の計画や建設に携わった青山佾さんら2人の専門家とともに講義していく。
生徒は林修のほか、学友に伊沢拓司、市川右團次、小芝風花、篠原ゆき子、山崎弘也(アンタッチャブル)が登場し学ぶ。
◆地下鉄誕生の裏に隠された“8つの物語”
1881年(明治14年)に生まれた早川は、大学卒業後にある行政機関に就職。その後さまざまなキャリアを経てから、突如仕事を辞めてひとりで地下鉄建設を志すことに。
そしてその13年後に日本初の地下鉄をつくり上げる。その地下鉄線の誕生の裏には早川の8つのスゴい物語があった!
その1つが「運命の出来事」。1914年、仕事である国を訪れた早川は初めて地下鉄を目にする。そこで衝撃を受けた早川は、なんとその直後にある驚きの行動をとり、地下鉄づくりに必要な知識をひとりで徹底的に勉強することに。
早川はたった一人で地下鉄について学んだ後、東京に地下鉄をつくろうと行動を起こすが、ここでもスゴい物語が。
それは「常識を覆す」こと。当時は東京の地盤が弱いとされており、早川の東京の地下鉄計画を専門家らは「無理だ」とバカにするが、早川は「東京の地盤が弱い」という当時の常識を自力で覆したそう。山崎は「自力で地盤って覆るんですか!?」と驚くが、その方法とは一体?
実は早川は、東京のある名所を見て東京の地盤は本当は弱くないんじゃないかとひらめき、証拠を入手する。その物語の真相とは?
地盤に問題がないとわかった後も、今度は資金問題が浮上。地下鉄をつくるには莫大な資金が必要になり、早川が必要と考えた金額は現在の価値でなんと500億円! どうやってそれだけの資金を集めたのか、3つ目の早川のスゴい物語「1000億円ゲット」で明らかに。
実は早川は大実業家の渋沢栄一を口説き落としていたのだが、どうやって渋沢を口説き落としたのか解説する。口説くために早川は事業計画書を作り上げるのだが、そのために白と黒の「豆」を使ったそう。はたして早川はその豆をどう活用したのか?
驚異的なペースで地下鉄会社設立までこぎ着け、いよいよ地下鉄建設をはじめることになった早川だが、またしても大問題が立て続けにぼっ発する。
それは「戦後恐慌」と「関東大震災」だ。この2つの出来事で財政状況が悪化。しかし、この絶望的な状況でも早川は諦めるどころか活路を見出し、最初の地下鉄が誕生するまでに!
そこで生み出したアイデアは現代の地下鉄にも通ずるもので、当時の貴重な資料や映像とともに紹介する。
最初の地下鉄の開通後も引き続き工事は行われ、そこでもさらなる問題が発生するも「最大の難所」を斬新なアイデアで切り抜けたり、再び資金難に直面した際には「斬新な資金繰り」を行ったり、また世界初となる駅とあるものを直結させて建設費を続々ゲットするなど、早川のスゴい物語が続々と判明。
さらに、最後の物語では、もう1人の鉄道王・五島慶太と早川の間で起きた衝撃な出来事も明かされる。
早川の偉業の数々を聞いた林は「今の時代に必要な人ですよね」と感心する。
※番組情報:『林修の今でしょ!講座』生誕140周年!!特別企画!ニッポンはじめて偉人「地下鉄を作った男」早川徳次の超偉業SP
2022年3月15日(火)よる8:00~よる9:54、テレビ朝日系24局
からの記事と詳細 ( ごく普通の民間人が“500億円規模”の大工事!東京の地下鉄をつくった偉人、早川徳次 - テレ朝POST )
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