現在、名古屋で公演されている劇団四季の「ライオンキング」。上演回数およそ1万3000回のロングランを支える役者の1人、愛知の子役に注目です。
スケールの大きな舞台装置や、細部にまでこだわった衣装を使って広大なサバンナを表現。ライオンの子・シンバの成長を描いた、劇団四季の「ライオンキング」です。
上演する地域ならではの演出も加え、去年12月に上演23周年を迎えた人気ミュージカル。名古屋での公演でひときわ目を引く少女は、愛知県岡崎市に住む小学4年生、小林令沙さん(10)です。
【画像で見る】劇団四季『ライオンキング』でヤングナラ役を好演 10歳少女の持つ力
令沙さんが演じるのは、ヒロイン・ナラの幼少期、ヤングナラと呼ばれる大事な役柄です。
Q.合格通知を受けたときは?
令沙さん:
「令沙は泣いた」
令沙さんの父:
「ちょうどここで合格通知をいただいたんですけど泣いてたね、僕らもびっくりで。舞台経験もないので。ダメ元じゃないですけど1回やってみるかと」
5歳のころからピアノとバレーは続けていますが、ミュージカルに関して特別な準備や指導を受けたことはないといいます。
令沙さん:
「キャッツとかリトルマーメイド、はだかの王様とか」
ミュージカルを見るのが大好きな令沙さん。2020年6月に劇団四季のオーディションに挑戦しました。ごく普通の小学生が大舞台に抜擢されたワケを劇団四季に聞きました。
子役指導の藤井さん:
「本人自身の中にパワーがありますので、役として存在していたかなと思います。令沙はその場で起きたことに対して『こうだよね』と気付いたり、相手に渡したりもできる子」
令沙さんの魅力は、キュートな笑顔と歌唱力。そして何よりも評価されるのが、役を理解して入り込んで行く力です。
本番でも物怖じすることなく、自分の力を発揮します。
シンバとナラの幼少期を描く第1幕は80分もの長丁場。令沙さんは役を演じ切り、舞台を楽しみました。
観客:
「自分と同じくらいの年の人がこんなに活躍していて、すごいと思いました」
「(ヤングナラが)かわいくて仕方なくて。自分にも子供がいるんですけど、子供にも生で見せて『あんな風になりたい』と思ってもらえたら」
令沙さん:
「(舞台は)成長できる幸せな時間。感動や勇気を与えられるといいなって思っています」
劇団四季のライオンキングは、5月15日まで名古屋四季劇場で上演されます。
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