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Saturday, July 29, 2023

新アプリ「スレッズ」の利用者数が半分以下に、ザッカーバーグ氏が従業員に発表 - BBCニュース

Threads logo on a phone

画像提供, IDREES MOHAMMED/EPA-EFE/REX/Shutterstock

米メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は28日、運営する新しいソーシャルメディア「Threads(スレッズ)」の利用者が半分以下になったと述べた。

しかしザッカーバーグ氏は、利用者数が急減していることを認めた。

「もし1億人以上が登録したなら、理想を言えば、その全員、あるいは半分でも定着してくれれば最高だ。まだそうなっていない」と、ザッカーバーグ氏は述べた。

この発言は、従業員向けの発表で行われたもので、ロイター通信が報じた。ザッカーバーグ氏は、この状況は「普通のこと」だとし、スレッズに新しい機能が追加されるにつれて、ユーザーがもっと留まってくれるとみているとした。

スレッズはサービス開始当初、機能の少なさで批判されていた。

インスタグラムやフェイスブックも運営するメタはその後、スレッズに「フォロー中」と「おすすめ」という個別フィードを追加。また、投稿の翻訳機能も拡大した。

同社のクリス・コックス最高プロダクト責任者は従業員に対し、スレッズにユーザーを呼び戻すため、「利用者を引き留めるフック」の追加に注力すると説明した。

コックス氏は例として、「インスタグラムの利用者が重要なスレッズ投稿を見られるようにする」機能を挙げた。スレッズに登録するにはインスタグラムのアカウントが必要で、2つのアプリは連携関係にある。

ザッカーバーグ氏はまた、開発段階にある仮想現実(VR)プラットホーム「Metaverse(メタヴァース)」について、スタッフに最新情報を伝えた。

同氏は、「メタヴァース」を動かす拡張現実(AR)とVRの両技術への取り組みは、「予定よりすごく速く進んでいるわけではない」ものの、「予定通り」に進んでいると説明。一方で、向こう10年は、「メタヴァース」が主流プラットホームになるとは思っていないと話した。

メタはこれまで「メタヴァース」に必要以上の時間と資金をかけすぎてきたという批判があり、ザッカーバーグ氏のこの発言は懸念に拍車をかける可能性がある。同社でVRのヘッドセットなどを開発している「リアリティー・ラボ」部門は、数十億ドルの損害を出している。

だが、メタ全体の資金繰りは良好だ。今週発表した第2四半期(4~6月)の利益は77億9000万ドルだった。

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