Brittany Chang/Insider
コストコ・ビジネスセンターは通常のコストコよりも開店時間が早く、7時にはオープンする。比較的小さな店の経営者などが主な顧客基盤だからだろう。
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ただ、営業時間の違いは通常のコストコとコストコ・ビジネスセンターの違いの1つに過ぎない。
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筆者が店を訪れた時は、買い物客はまばらだった。
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店内は静かで落ち着いた雰囲気だ。買い物客の大半は1人か2人で来ている。
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コストコと言えば、常に混雑しているイメージだった。ただ、店の中を見て回るにつれ、なぜ家族連れが少ないのか分かる気がしてきた。
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筆者は家庭用品や日用品がたくさん並んでいるのではないかと思っていたけれど…
Beatrice Nolan
山積みになった服や鍵付きのキャビネットに入ったジュエリーは見当たらない。
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子どものおもちゃ、酒、スポーツ用品、電子機器が並ぶ長い通路もなかった。
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コストコによると、実際コストコ・ビジネスセンターで取り扱っている商品の70%以上は通常のコストコで購入できるものとは違うという。
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Source: Costco
ここでは新しい靴を買うことはできないけれど、食べ物や飲み物がまとめ買いできるので、自動販売機やちょっとした売店の補充をするにはぴったりだ。
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ホリデーシーズンの飾り付けや家具の売り場、写真コーナーも見当たらなかった。ただ、 スイカ味の｢サワーパッチ・キッズ（Sour Patch Kids）｣が24袋入った箱は見かけた。
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無料で試食・試飲ができるコーナーや薬局もない。
Beatrice Nolan / Insider
ただ、5.5ポンド（約2.5キロ）入りの｢レッドバインズ（Red Vines）｣や…
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｢チーズイット（Cheez-Its）｣｢エイモス・クッキー（Famous Amos cookies）｣｢チェックスミックス（Chex Mix）｣といった小分けのお菓子が箱詰めされた商品は売られていた。
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のどが渇いてきた？ コストコ・ビジネスセンターでは1ケース24本入りの｢アリゾナ・アイスティー（Arizona Iced Teas）｣や…
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｢ヨーホー・チョコレートドリンク（Yoo-hoo Chocolate Drinks）｣といった…
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子どもたちが喜びそうなさまざまな炭酸飲料などがまとめ買いできる。
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そろそろお気付きかもしれない… コストコ・ビジネスセンターは全てが大きいのだ。
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同じ種類のお菓子や飲み物の大量購入は、多くの一般消費者にとっては理にかなわないと感じるかもしれない。
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しかし、自動販売機を設置していたり、ちょっとした売店などを経営している人にとって、コストコ・ビジネスセンターは在庫を補充するために一番利用しやすい店の1つかもしれない。
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｢まとめ買い｣はまだまだ続く。
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通常のコストコなら、大きな瓶詰のマヨネーズを見かけることは珍しくない。
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それでも足りないなら、コストコ・ビジネスセンターへ行ってみよう。1ガロン（約3.8リットル）入りで売っている。
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ゴマをペースト状にした｢タヒニ｣も40ポンド（約18キロ）入りのバケツで買えるし…
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ピーナッツオイルは35ポンド（約16キロ）入りの箱で…
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醤油も取っ手付きのバケツで買える。
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飴色に焼いた玉ねぎをあらゆる料理にトッピングするのが好きな人なら、1袋50ポンド（約23キロ）入りの玉ねぎは"良い買い物"かもしれない。
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乳製品や肉が大好きな人にとっては、コストコ・ビジネスセンターのウォークイン冷蔵庫は夢のような売り場だろう。
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それほどサイズが大き過ぎない商品も扱っているけれど、｢まとめ買い｣をしたい人向けに1パック5ポンド（約2.3キロ）入りのチーズのかたまりや…
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1パック60個入りの卵…
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どんなバーベキュー好きも納得するような肉のかたまりも並んでいる。
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肉やチーズのかたまりの他にも、明らかに店をやっている人向けの商品がコストコ・ビジネスセンターには揃っている。
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シンプル過ぎる段ボール箱で売られている24ポンド（約11キロ）の冷凍フライドポテトはその一例だ。
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｢ドリトス（ Doritos）｣も箱売り。
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バケツ入りの｢ヌテラ（Nutella）｣のように、｢飲食業向け｣と書かれた商品もたくさんある。
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長さ5400フィート（約1650メートル）のペーパータオルや｢清掃業務用｣と書かれた食器用洗剤…
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大きな箱に入った使い捨ての食品容器、大量のレシート用紙を自宅用に買う人などいるのだろうか。
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コストコ・ビジネスセンターは、食料品を2人分しか買わない筆者のような客のために作られたものでないことは明らかだ。
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10ポンド（約4.5キロ）の厚切りステーキやまるごと1匹で売られている魚は、うちの冷蔵庫には入りそうにない。
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この巨大さやいんげんの袋は、うちの冷凍庫の棚と同じくらいの大きさだ。
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7ポンド（約3.2キロ）入りの粉末ガーリックは軽い気持ちでは買えないし…
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1200個入りの｢スプレンダ（Splenda）｣を買ってもいいと思えるほど、甘味料を使うこともなさそうだ。
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コストコ・ビジネスセンターは筆者のような客をターゲットにした店ではないのだから、当然だ。
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｢ビジネスセンター｣と呼ばれるには、理由があるのだ。
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ただ、店をやっていなくても、大人数が参加するパーティを開いたり、たくさんの人に食事を提供する計画がある人にはもってこいかもしれないし…
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大家族の人にとっても、昨今のインフレや食料費の高騰を考えると、コストコ・ビジネスセンターは最良の選択肢かもしれない。
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もちろん、筆者のような買い物客にも買えそうな｢まとめ買い｣商品もある。
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この大容量のエクストラバージンオリーブオイルや、小さめのプロテインなどは良さそうだ。
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とはいえ、コストコ・ビジネスセンターの45袋入りのチーズイットや大量のコピー用紙を箱買いする勇気はない。
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（翻訳、編集：山口佳美）
からの記事と詳細 ( 普通のコストコとは品揃えが70%以上違う？ コストコ・ビジネスセンターに行ってみた - Business Insider Japan )
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