そこで、47歳でFIREを達成した人気ブロガーで、著書『今日からFIRE! おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術』(宝島社)を出版した「おけいどん」こと桶井道さんに、40歳から15年後に「サイドFIRE(ある程度の資産を築いて会社員を辞め、非正規や個人で少し働きながら自由な生活を送る)」でセミリタイアする方法を教えてもらった。
「FIRE」に遅すぎることはない
2021年春以降、新聞、テレビ、雑誌、ウェブメディア、ネットニュースなどで「FIRE特集」を多く見ます。FIRE関連の単行本も多数出版されており、私もFIRE本『今日からFIRE! おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術』を出版しました。日本版FIREムーブメントが確かに来ていると言えるでしょう。
とはいえ、そういうニュースを見ながらも、20代~30代前半の若い人向けの話ではないかと、諦められている30代後半~40代以上の方も少なからずおられると思います。果たして、そこからFIREを目指したのではもう遅いのでしょうか?
私は、40歳からでも、フルFIREではなくサイドFIRE(ある程度の資産を築いて会社員を辞め、非正規や個人で少し働きながら自由な生活を送る)であれば、ハードルが下がるのではないかと思います。お金に働いてもらうことを軸にして、不足する額だけ、週3日労働や1日5時間労働などダウンシフトして非正規雇用で働く、もしくは個人で在宅ワークして収入を得る訳です。
この記事では、おひとりさまの平均的な会社員が、40歳から15年後にサイドFIREでセミリタイアを目指す方法を記述します。
【既婚者編】にあたる記事は、私のブログで公開していますので、そちらをご覧ください。
報道を見ていますと、30代~40代でFIREされている方がおられます。私も2020年秋に47歳でFIREしました。私の場合、22歳からサラリーマン生活をしていましたので、サラリーマン歴は通算25年となります。35歳でFIREされた方はサラリーマン歴13年、40歳FIREなら18年です。
そこから単純計算で、40歳からサイドFIREを目指すとしますと13~18年後で53~58歳となる訳です。日本では65歳まで働くことが当たり前になっていますから、この年齢でもサイドFIREと言えるでしょう。20代、30代に比べ、40代は収入が多いはずですから、不可能な話ではないと思います。
それでは、どのようにして資産形成をするのか。「労働+節約+貯蓄+投資のコンビネーション」です。どれかひとつ欠けても不可能です。全て同時進行である必要があります。普通に稼いで、普通に支出して、普通に貯蓄して、普通にFIREできるということは絶対にあり得ません。普通の稼ぎならば、節約と投資は必須です。
からの記事と詳細 ( 「普通の会社員」が40歳から15年後に「サイドFIRE」でセミリタイアする方法【おひとりさま編】 - 現代ビジネス )
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普通の
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