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Friday, April 30, 2021

ランナーに選ばれたのは「普通の」主婦 45歳、ジムに通って体力づくり 「一丸となってコロナに勝ちたい」 - 沖縄タイムス

 沖縄県内で1日、東京五輪の聖火リレーが始まる。1964年の東京五輪で国内最初の走者を務めた男性や、家族の応援を力に本番に臨む女性。178人がそれぞれの思いを込めて聖火を運ぶ。

愛犬のミニチュア・シュナウザーのこたつ君に「頑張って走ってくるね」と決意を語る玉城聡美さん=29日、沖縄市

愛犬のミニチュア・シュナウザーのこたつ君に「頑張って走ってくるね」と決意を語る玉城聡美さん=29日、沖縄市

 沖縄市の主婦、玉城聡美さん(45)はこれまで家事や子育てなど平凡な毎日を過ごしていた。東京五輪も自分とは無関係で終わるだろう-。そう思っていた時に街中で目にした聖火ランナー募集のポスター。「日々、日課をこなすマンネリを変えて、40代でもドキドキするような体験をしたい」と挑戦を決めた。

 東京で五輪が開催されると聞いて心が躍り、夫と息子の家族3人で開会式や100メートル走など観戦チケットを申し込んでみたものの、1枚も当たらなかった。「せっかく日本でやるのに。テレビで見るしかないね」と落ち込む中、ランナー募集を知った。

 選ばれたとの知らせを聞いた時は「普通の40代。自分も周りの友人もみんな驚いた。家族もめちゃくちゃ応援してくれて、走る前からハッピーです」とほほ笑む。大好きな酒も控え、ジムに通って体力づくりに励んできた。

 開催できるのか不安もあったが「参加できるのは、実現に向けて支えている人がいるから。一丸となってコロナに打ち勝ちたい」。感謝の気持ちと五輪開催の願いを込めて走る。(社会部・大城志織)

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