岩国市の小学生が授業でレモンの花の蜜からできたハチミツの採取を体験しました。
岩国市由宇町の神東地域では、耕作放棄地を活用してレモンを栽培するなど、地域のにぎわいを取り戻そうとさまざまな取り組みが進められています。
１９日は神東小学校の児童９人が、レモンの花の蜜からできたハチミツを採取する体験授業が行われました。
児童たちは養蜂家の指導を受けながら、遠心分離機のハンドルを回してミツがたっぷり詰まった巣枠からハチミツを抽出していきました。
採取されたハチミツは濃厚な甘みとレモンのほのかな酸味が特徴だということで、児童たちはさっそく取れたての透明感あるハチミツの味を確かめていました。
体験した児童は「初めてハチミツを取ってみて、楽しかったしおもしろかった」とか、「普通のハチミツと違って酸味もあっておいしかった」と話していました。
神東ファームの瀧山進代表は「地域作りは子どもと一緒にやると大人もついてくると思う。子どもたちに地域を愛する心を持ってもらえるように活動していきたい」と話していました。
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