「東京ゲームショウ2022」インディーゲームコーナーのMaboroshi Artworksは、大阪を拠点とする独立系アートスタジオで今回はPC(Steam)向けタイトル『Last Time I Saw You』のプレイアブルを出展。初恋と呪い、そして自分探しがテーマの本作を触ってきました。
『Last Time I Saw You』の舞台は1980年代の日本。キャラクターの育成に重点を置いたナラティブアドベンチャーゲームです。主人公は田舎町に住む12歳の少年「あゆみ」で、同じ少女が現れる不思議な夢を毎日見てしまい、その存在が気になって仕方がありません。
会場でプレイできるのはプロローグ部分ですが、台風が近づく中お使いを頼まれたあゆみが町の様々なスポットを調べたり、両親や商店街の人々、同級生らと会話を交わすことでうっすらと街には何か秘密がありそうな雰囲気を感じられます。プレイヤーを驚かすような表現は特になく、NPCとの会話もごく普通の内容なのですが、嵐の前の静けさという言葉がぴったりの不穏さが全体に漂っており、『Last Time I Saw You』はなぜか心がざわつくタイトルです。
デモプレイはお使いを終えて帰宅したあたりで終わってしまいますが、台風の日に夢に現れた少女とあゆみは現実で遭遇。少女と台風には何か関係があるのだろうか? 町にある恐ろしい呪いとは何のことなのか? プレイヤーはあゆみというキャラの成長を通して真相を探っていきます。
『Last Time I Saw You』は現在5人のチームで開発を進めており、その中心でアート・シナリオを担当するフアンさんによれば現在の開発進捗度は20%ぐらいで、ここから16カ月をかけて完成を目指し再来年のリリースを予定。初恋と青春がキーワードのため、今まさに初恋をしている思春期の16歳ぐらいから、かつて初恋を経験した大人に懐かしんでもらえるような作品だそうです。
¥7,900
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
からの記事と詳細 ( いたって普通の風景なのに、なぜか心がザワつく『Last Time I Saw You』試遊レポート【TGS2022】 - Game*Spark )
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