
「本当の強み」で選ばれる人になる
今も多くの人が、自分の強みを見つけ出そうとさまざまなツールを試したり、本を読みあさったりしています。悩み多い日々の中で、すがるような思いで本書を手に取った人もいることでしょう。 断言しますが、自分の専門性や得意技を強みにしようと考えても、いつまでも悩みからは解放されません。 繰り返しますが、仮に得意技だと思えるようなスキルを手にしたとしても賞味期限は不透明ですし、そもそも誰かに必要とされなければ無意味です。 一度あなたに質問させてください。 「なぜ、あなたは強みを手に入れたいのですか?」 あなたが本当に求めているのは、得意技を手に入れることではないはずです。求めているのは「転職したい」「職場の中で評価されたい」「選ばれる人になりたい」「フリーランスとして自由な生活がしたい」などなど。強みを手に入れた、その先の理想の未来ではないでしょうか。 つまり、仕事で周りの人から必要とされること、成果を出して評価され、感謝されることを求めているのです。 あなたが成果を出すうえで決定権を握っているのは、あくまでもあなたの周りにいる他人です。成果は他人が持ってきてくれるものです。 仕事では自分の力だけで成果を出せると思っている人が結構いますが、大きな勘違いです。どんなに実力があっても、上司や会社やクライアント、その先にある市場が満足してくれなければ成果は出せません。逆にいえば、相手が喜んでくれさえすれば、実力がなくても成果は出せます。 僕は、周りの人から「ビジネスがうまくいっている」「成功している」「すごいスキルを持っている」といわれることがありますが、世の中を見渡せば上には上がいます。圧倒的に成功している人と比べたら、自分なんてまだまだ未熟であり、スキルに乏しいのは重々承知しています。 でも、現実に僕の仕事を喜んでくれる人がいるからビジネスが成り立っているわけです。それでいいんじゃないかと思っています。未熟でもスキルがなくても、相手に合わせて求められることに応えられればいいのです。
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