テレビやエアコンなど、今や家電の数だけリモコンがあるといっても過言ではありません。
数えてみたところ、筆者の自宅では12個のリモコンがありました。
離れた場所から操作できるのは確かに便利なのですが、これだけの数があると探すのにも一苦労します。
そこで今回はリモコンをスマートフォンに対応させ、Google Homeなどのスマートスピーカーから音声操作できるようにしてみたいと思います。
使用した商品は、SWEの『WiFi スマート家電リモコン』です。
家中のリモコンをまとめて操作
テレビやエアコンなどのリモコンの多くは、赤外線を利用しています。
この赤外線の信号を一括登録し、音声アシスタントから操作できるようにしたものが『スマート家電リモコン』と呼ばれています。
価格も1000円台からと求めやすく、各社からさまざまなタイプが販売されていますが、基本的な機能はほとんど同じです。
リモコンの信号をスマートフォンアプリに登録し、外出先からエアコンなどの家電を操作したり、音声アシスタントから声で直接操作したりする基本機能はどれも備えています。
現在自宅で使用しているGoogle HomeやAlexaに対応していることさえ確認できれば、どれを選んでも問題ないでしょう。
実際の使用手順は、まずはリモコンを制御するスマートフォンアプリをダウンロード。
アプリからスマートリモコンを認証したら、次は家電ごとに信号コードを登録していきます。
多くの場合、メーカー名を選択すればすんなりと登録できるので、難しく考えず、家中の家電を登録していきましょう。
万一リストにない場合は、個別に学習させることもできるので安心です。
家電の登録ができた段階で、スマートフォンアプリからリモコン操作ができるようになっています。
これでいちいち専用のリモコンを探し出す手間から解放されました。
スマートフォンで各家電の操作がまとめておこなえるようになったので、電源のオン・オフなど簡単な機能しか使わないリモコンはこの機会に片付けていいかもしれません。
音声アシスタントでの操作が便利
次は音声アシスタントに対応させてみましょう。
多くのメーカーで、Google HomeとAlexaに標準対応しているので、どちらかと連携させることになります。
アプリにもよりますが、一般的には数タップの操作で連携が完了します。
ここまできたら「ねぇ、Google」などのウェイクワードに続けて、「エアコンをつけて」「テレビをつけて」のような感じで音声操作が可能になります。
これだけでも十分便利ですが、どうせならもう一歩踏み込んで活用してみましょう。
『スマート家電リモコン』では、複数の操作をまとめておこなうことができるのです。
例えば、テレビの電源とサウンドバーの電源。通常はテレビを見る際に、それぞれの電源を入れるわけですが、これをひとまとめにしてみましょう。
アプリ上で割り当てたい機能のボタンを選択し、それぞれを紐付けます。これに適当な名前をつければ完了です。
ここでは仮に「テレビとか」という呼び名をつけてみましょう。
これで「ねぇGoogle、テレビとかつけて」という音声操作で、テレビとサウンドバーが同時に電源が入るようになりました。
操作の自動化で生活をより快適に
また、天気や場所、デバイスの状態が変化した際など、それぞれをキーにしてアクションを自動化することもできます。
例えば「温度が26度より高い」ことをキーとし、「エアコンの冷房25度に設定」とすれば、気温に応じてエアコンを自動的に操作することが可能になります。
同じように「自宅を離れた時」をキーとすれば、エアコンやテレビ、忘れがちな照明の電源まで、自動的にオフすることもできます。
『スマート家電リモコン』のアプリだけでもこれだけの操作ができるようになりますが、さらに便利に使いこなしたいという場合には、「IFTTT」というアプリを利用するといいでしょう。
キーとなる選択肢の多さや操作の柔軟性などから、既存の家電をスマート家電化するには最良の選択です。
最後に注意点をあげておくと、赤外線リモコンの性質上、部屋の中央や高い場所に『スマート家電リモコン』を設置することをおすすめします。
筆者の自宅ではエアコンの下部に取り付けていますが、高いところから見通せるので赤外線も問題なく届いて認識されています。
既存の家電を声で操作するという体験は、昔から「未来の生活」として描かれることも多く、憧れの対象でしたが、実際に使ってみるとその便利さに驚かされます。
この機会に『スマート家電リモコン』を導入してみませんか?
Source: IFTTT
からの記事と詳細 ( スマートリモコンで普通の家電を音声操作・自動化してみた!|実機レビュー【今日のライフハックツール】 - Lifehacker JAPAN )
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