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Tuesday, June 29, 2021

カーリース専用保険って存在する?普通の自動車保険と何がどう違う? | カルモマガジン - カルモマガジン

カーリースを検討する際に気になるのが、任意保険(自動車保険)です。そもそも、自己所有車ではないリースカーに専用保険があるのでしょうか。また、カーリースでも一般的な自動車保険に加入できるのでしょうか。初めてのカーリースで後悔しないために、カーリース向けの自動車保険とその選び方をご紹介します。

【この記事のポイント】
✔カーリース専用保険には料金的なメリットがある
✔カーリースで普通の任意保険(自動車保険)に入ることも可能
✔定額カルモくんなら保険料含めて月額10,000円台から新車に乗れる

カーリース専用保険はあるの?

カーリース専用保険はあるの?

利用者が選んだ車をカーリース会社が購入し、利用者は月々の料金を支払ってリースするというしくみのカーリース。一般的な任意保険(自動車保険)に加入することもできますが、カーリースならではの需要に対応した保険があると安心と思う方も多いのではないでしょうか。カーリース専用保険は存在するのか、一般的な任意保険とどう違うのかなどについて解説します。

専用保険はカーリース契約とセット

カーリースの車であっても一般的な自動車保険に加入することができますが、カーリース専用保険ではありません。リースの契約者が車を所有しているとみなして契約を結びます。

一方で、カーリース会社が独自に保険会社と提携し、専用保険を用意していることがあります。専用保険はカーリース契約とセットで販売されていて、カーリース専用保険を販売している保険会社には、ソニー損保、三井住友海上火災保険などがあります。カーリース会社によって提携先が異なるので、何ヵ所か比較検討してみることをおすすめします。

カーリース専用保険は、提携している保険会社しか選べないのが難点といえますが、カーリース特有の需要に合わせた保険設計がされているという利点もあります。以下でその特徴を見ていきましょう。

リース期間に合わせた保険設計

一般的な自動車保険は1年ごとに更新を行います。無事故で過ごせたり、優良運転者(ゴールド免許証)になったりすると更新時に保険料が安くなります。しかし、交通違反があったり事故などで保険金を申請したりすると保険料が上がります。

一方、カーリース専用保険はリース期間を保険契約期間とすることがあります。5年間のカーリースであれば保険契約期間も5年間です。長期間契約することで全体の保険料が下がるので、月々の支払額を抑えることができます

事故があっても保険料が上がらない

カーリース専用保険には、料金的なメリットがもうひとつあります。契約期間中に事故などがあっても、保険料が上がらないことです。

自動車保険の条件が見直されるのは更新時ですが、カーリース専用保険はリース期間内に更新がありません。そのため、保険料値上げの理由になる保険金の払い出しなどがあっても、リース期間内は条件を変更せずに保険契約を続けることができます。

等級の引き継ぎができないことも

自動車保険の保険料は免許証の色や運転者の年齢、保険の適用範囲など、さまざまな条件によって細かく決められています。その条件のひとつが「等級」です。数字が大きければ大きいほど保険料が安くなります。

カーリース専用保険の中には、すでに持っている等級を保持したまま加入できないケースがあります。等級を保持したいなら、カーリース専用ではない自動車保険に加入するか、現在の等級を放棄してカーリース専用保険に加入し6等級からやり直すか、どちらかを選択することになります。

カーリース会社からの紹介でお得に契約できる可能性も

現在の等級を維持できる保険に加入したい方や、カーリース専用保険は契約期間が長すぎるので避けたいという方もいます。そのような場合には、保険代理業務を行っているカーリース会社を選んで契約するといいでしょう。代理店ならではの特別な割引きや優待制度で、現在の契約よりもお得に保険加入できる可能性があります

また、カーリース専用保険を扱っているカーリース会社でも、相談すればそれ以外の保険に加入できる可能性があります。まずは問い合わせてみることをおすすめします。

保険ランキング上位5社の対応はどうなっている?

保険ランキング上位5社の対応はどうなっている?

カーリース専用保険ではないとしても、カーリース利用者が加入できる自動車保険とはどんなものでしょうか。オリコンランキングで人気のある大手5社の保険について、見ていきましょう。

カーリースでも普通の自動車保険に加入できる

自動車保険は車検証上の所有者が誰であるかに関係なく、普段乗る方(使用者)が加入できるという特徴があります。例えばローン返済中で所有者が販売者のままになっている車でも問題ありません。カーリースの場合も同様に加入できます。

インターネットでの申込みを受け付けている自動車保険は、申込者と車の情報を入力すれば簡単な見積りが取れるしくみになっています。カーリース専用保険と比較するためにも、いくつかの保険で見積りを取ってみるといいでしょう。

では実際に、カーリース利用者について、大手保険会社の自動車保険は、どのような対応になっているのでしょうか。

会社名 特徴 約款・重要事項説明・しおりにカーリース制限の記載
ソニー損保 乗る距離に応じた保険料。事故時の対応が細やか なし
イーデザイン損保 20等級以上の割引あり。全契約に弁護士費用補償あり なし
セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険) 40・50代の加入者は保険料が安い あり(車両新価特約不可)
三井住友海上 カーリース用の特約あり あり(「全損時諸費用特約」か「リースカー車両費用特約」どちらかのみ加入できる)
アクサダイレクト 保険料が安い なし

※いずれの保険会社も、カーリースの場合は、所有者・使用者・契約者について細かい条件を設定しているので確認しましょう。

●ソニー損保

インターネットから申込みができる自動車保険を取り扱っています。ソニー損保では年間走行距離制限が他社より細かく定められており、あまりたくさん車に乗らない方は保険料がお得になります。
また、もしものときのコールセンターやロードサービスなどの対応がきめ細やかで親切なことに定評があります

●イーデザイン損保

イーデザイン損保の特徴は、等級の上限である20等級の方でも、無事故継続期間に合わせて値引きがあるところです。優良運転者である期間が長いほど保険料が安くなります
また、一般的な自動車保険では特約である弁護士費用補償がすべての契約に付帯しているのも特徴のひとつです。

●セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)

統計的に事故が少ない40・50代の加入者は保険料がお得になるのが特徴です。該当する方は見積りを取ってみることをおすすめします。

この保険には、カーリースに対する制限があります。事故で車が壊れてしまった場合などに、車を再購入する費用の一部が補償される「車両新価特約」には加入できません

●三井住友海上

三井住友海上は一部のカーリース会社と提携して専用保険も作っています。カーリースの場合、車が壊れてしまった場合の補償として「全損時諸費用特約」か「リースカー車両費用特約」のどちらかを選んでつけることができます。前者は再購入費用の一部を補償するもので、後者は車が壊れたことを原因としてリースを中途解約する場合の違約金費用を補償します。

●アクサダイレクト

アクサダイレクトは乗換えにより保険料が節約できることを売りにしている保険会社です。AIを活用した「補償おすすめ機能」を活用すると、インターネット経由でもきちんと保険内容を検討して契約できます。

自動車保険込みで月々10,000円台から新車に乗れるカーリースについて知りたい方はこちら

カーリースの保険で必ずつけるべき補償は?

カーリースの保険で必ずつけるべき補償は?

自動車保険は、相手方の車や物に対する補償、人に対する補償、自分の車に対する補償など、さまざまな補償が組み合わさってできています。どの補償をどれくらいつけるべきなのか、知っておきましょう。

対人・対物賠償は無制限で

カーリース専用保険に限らず、すべての自動車保険について当てはまることですが、対人・対物賠償は無制限にしましょう。対人・対物賠償とは、自分が事故を起こしてしまった場合に、相手方の身体や物についての損害を補償するものです。

相手方の損害はまず自賠責保険でまかなわれますが、自賠責保険の補償額には法律で決められた上限があり、実際の事故ではそれ以上の金額を支払わなければならなくなることも珍しくありません

特に、死亡事故で損害賠償請求された場合、相手側の主張が認められれば一般的に賠償額は1億円以上になります。しかし補償を無制限にしていれば、金額にかかわらず保険会社から全額支払われるので安心です。

車両保険で傷などをカバー

事故や災害、いたずらなどによって車に修理が必要になったときの費用を補償する保険を「車両保険」といいます。車両保険は、カーリース専用保険でも一般的な自動車保険でも特約扱いになっており、加入しない方もいます。

しかし、カーリースの場合は特に、車両保険をつけておくことをおすすめします。カーリースには原状回復義務があります。原状回復とは、契約満了時に車を傷やへこみなどのない、借りたときと同じ状態に戻すことです。もし傷などがある状態で返却すると、修理費用が請求されることがあります。

このような事態を防ぐために、車両保険に加入しておきましょう。三井住友海上のように、カーリース専用の車両費用特約がある保険会社もあるので、条件のいいところを探してみましょう。

人身傷害は必要な分を見極めて

人身傷害補償は、運転者やその家族などが交通事故で死傷した場合に保険金が支払われるものです。歩行中や他人の車に乗っているときの事故にも適用されるのが一般的ですが、そうした広い範囲の補償は必要ないという方や、すでに医療保険に加入していてその補償で十分という場合もあるでしょう。
必要な額や補償内容は個人で異なりますので、自身の保険加入状況を加味して検討してみてください。

弁護士費用特約

カーリース専用保険でも一般的な自動車保険でも、一般的に、弁護士費用は特約となっています。事故やトラブルになって弁護士を依頼した場合、その費用は状況によって異なりますが、簡単な相談でも数万円、訴訟の代理人を依頼すると数十万円から数百万円かかることもあります。この費用を保険でまかなうのが弁護士費用特約です。

自動車事故の場合、相手に大ケガを負わせてしまう可能性は低くありません。相手の損害が大きくなると、訴訟リスクは高まります。弁護士に依頼をしたことのない方はあまり実感がわかない特約かもしれませんが、もしものときのために必ず加入しておくと安心です

個人賠償責任特約

個人賠償責任特約とは、自動車保険と同じ損害保険の一種です。日常生活で起こってしまった事故で、誰かに損害を与えたときにその内容を補償します。具体的には以下のようなものがあります。

  • 店で什器や商品を壊してしまった
  • ボール遊びをしていて他人の家の窓ガラスを割った
  • 自転車でぶつかり、相手にケガを負わせた
  • 飼い犬が散歩中に通行人を噛んだ

ただし、加入の際には注意が必要です。なぜなら、すでに加入している医療・生命・火災保険や、クレジットカードの付帯サービスなどに個人賠償責任特約が含まれていることがあるからです。仮に複数の個人賠償責任特約に加入していても、ひとつの事故にはひとつの保険からしか補償されません。無駄のないように、よく検討しましょう

定額カルモくんなら、任意保険込みで月10,000円台から乗れる

カーリース専用保険は、利用できるカーリース会社や保険会社が限られるので不便と感じる方もいるかもしれません。そこでご紹介したいのが、カーリースの定額カルモくんです。業界最安値の定額カルモくん*なら、自動車保険(任意保険)に加入しても月額20,000円未満でリースを始めることができます。

*一般社団法人日本自動車リース協会連合会所属のすべての業者の中で、完全定額(頭金なし、ボーナス払いなし、クローズドエンド契約)の個人向けリースとして月額料金が日本最安値。(2021年3月、定額カルモくん調べ)

新車の軽自動車が保険料込みで10,000円台

おトクにマイカー 定額カルモくん」では、新車のダイハツ「ミライース」が月額13,140円からリース可能です。定額カルモくんが自家用車を持っている全国の男女1,381人を対象に行った独自調査によると、車を所有している人が支払う自動車保険料は月に5,000円以下という回答が最も多く見られました。
ということは、月額カルモくんなら、仮に5,000円の自動車保険料を支払ったとしても、新車の軽自動車に月々18,000円台という手頃な費用で乗ることができるのです。

なお、定額カルモくんでは車検費用や返却時の原状回復費用を補償するメンテナンスプランも用意しています。自動車保険とメンテナンスプランをうまく活用すれば、費用の無駄を省きながら安心して乗ることができます

定額カルモくんで自分の欲しい車がいくらか、早速知りたい方はこちら

カーリース向けの保険について相談できる

定額カルモくんでは、提携している保険会社からカーリースに適したお得な保険のプランを選ぶこともできます。これはカーリース専用保険とは異なる一般的な自動車保険なので、現在保険契約がある方は等級を引き継いで契約できます

また、定額カルモくんには無料の「マイカーコンシェルジュ」という制度があり、車選びから保険、メンテナンスプランのことまで、カーリースに関することなら何でも相談できます。マイカーコンシェルジュは電話、メール、LINEに対応していて、契約前から何度でも利用できるので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

専用保険にこだわらず賢く自動車保険を選ぼう

カーリースだからといって専用保険にこだわる必要はありません。自動車保険への加入が初めてか、今等級を保持しているか、ほかの保険で補償できることはないか、保険ではなくメンテナンスプランでカバーできるものはないか、など、さまざまな状況・条件を鑑みて選ぶと、保険料の無駄がありません。カーリース会社に相談しながら、焦らずじっくり探すことをおすすめします。

よくある質問

Q1:カーリース専用保険って存在するの?

A:カーリース会社と保険会社が提携して、カーリース専用に設計したいわば専用保険があり、一般的な自動車保険よりも料金が安い、事故があっても保険料が変わらないというメリットがあります。しかしカーリース利用者も一般的な自動車保険に加入することは可能で、カーリース向けの特約がある自動車保険もあります。

Q2:カーリースで自動車保険に入るときのポイントとは?

A:自賠責保険ではカバーできない範囲に対応するため対人・対物賠償は無制限にすることをおすすめします。返却時に原状回復義務があるカーリースでは、車両保険の加入は必須といえます。人身傷害補償はどこまでの補償範囲が必要かよく検討して選びましょう。弁護士費用特約もつけておくと、いざというときに安心です。

Q3:自動車保険に入ってもお得に乗れるカーリースは?

A:リース料金がお手頃な定額カルモくんなら、自動車保険に別途加入しても月額10,000円台から新車に乗ることができます。定額カルモくんではカーリース利用者向けの自動車保険を複数ご紹介できる上、専任のマイカーコンシェルジュが契約前からリースのことも保険のことも、無料で何度でも相談にのってくれます。

※記事の内容は2021年6月時点の情報で制作しています。

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