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Monday, May 3, 2021

最強水冷やOC特化にガンダムも! ASUSTeKから個性派Z590マザーがザクザク:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ) - - ITmedia

 先週のマザーボード売り場では、ASUSTeKのIntel Z590チップセット搭載マザーボードが複数目立っていた。

水冷対応のROG MAXIMUS XIII EXTREME GLACIALは18万円!!

 ROGシリーズのウルトラハイエンドと言えるのが「ROG MAXIMUS XIII EXTREME GLACIAL」だ。EK Water Blocksとコラボレーションした水枕を採用し、CPUやVRM、チップセット、M.2スロットなどをひとまとめに冷却できる。価格は18万円前後だ(税込み、以下同)。

 TSUKUMO eX.は「仕様的にも1週前に出た『ROG MAXIMUS XIII EXTREME』の水冷版といった存在ですね。11万円のマザーにEKの水冷ブロックを加えたら、まあこれくらいの価格になるのかなと。25万円超の『Z590 AORUS XTREME WATERFORCE』もあって、感覚がマヒしてきたのかも」と苦笑していた。

ROG MAXIMUS XIII EXTREME GLACIAL ASUSTeK「ROG MAXIMUS XIII EXTREME GLACIAL」のパッケージ
ROG MAXIMUS XIII EXTREME GLACIAL マザーボードの大半が覆われており、中央に1.77型の有機ELパネルが内蔵されている

 オーバークロック特化のモデルでは「ROG MAXIMUS XIII APEX」が登場している。価格は6万4000円前後だ。基板上に再起動用のリトライボタン、スローモードなどに切り替えるスイッチ、起動時のステータスを示す4つのLEDや液体窒素(LN2)モード用ジャンパーなどを備え、メモリスロットは2基となる。

 オリオスペックは「Core i9-11900Kなどのオーバークロックに重宝しそうです。第11世代Core iのオーバークロックを盛り上げるカンフル剤的な存在になってくれたらいいですね」と評価していた。

ROG MAXIMUS XIII APEX ASUSTeK「ROG MAXIMUS XIII APEX」のパッケージ
ROG MAXIMUS XIII APEX 基板の大部分がヒートシンクで覆われている

 また、機動戦士ガンダムのコラボシリーズに属する「Z590 WIFI GUNDAM EDITION」も注目を集めている。同シリーズは2月下旬から複数ジャンルのパーツや周辺機器で展開しており、当時はIntel系マザーとして「Z490(WI-FI)GUNDAM EDITION」が発売されていた。新チップセットが登場して後継モデルが登場した形だ。価格は3万7000円前後となっている。

 ドスパラ秋葉原本店は「人気のコラボシリーズですし、これを機にPCを組み立てるという人が増えるといいですね。グラフィックスカードの入手性は相変わらず厳しいですが……」と話していた。実際、新マザーの投入と同時に「ROG STRIX GeForce RTX 3080 GUNDAM EDITION」の再入荷も一部で確認されたが、やはりどこでも売り切れとなっている。

Z590 WIFI GUNDAM EDITION 店頭に並ぶASUSTeK「Z590 WIFI GUNDAM EDITION」
Z590 WIFI GUNDAM EDITION コラボモデルらしく、地球連邦軍のマークも見える

 続いて、グラフィックスカードの新モデルを見ていこう。

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ASRockから30万円超のオーバークロック重視のカードが発売

 一瞬で姿を消した「ROG STRIX GeForce RTX 3080 GUNDAM EDITION」と対照的に、グラフィックスカード売り場のショーケースで目立っていたのは、ASRockの「Radeon RX 6900 XT OC Formula」だ。価格は30万6000円前後となる。

Radeon RX 6900 XT OC Formula オリオスペックに入荷した「ROG STRIX GeForce RTX 3080 GUNDAM EDITION」。既に完売状態だ

 OC Formulaといえば、オーバークロック向けのマザーとして5年以上前から高い評価を得ているシリーズだが、Radeon RX 6900 XT OC Formulaは高クロックにチューニングした仕様となっているのが特徴だ。

Radeon RX 6900 XT OC Formula ASRock「Radeon RX 6900 XT OC Formula」のパッケージ
Radeon RX 6900 XT OC Formula 21フェーズの電源設計を採用し、3連ファンを搭載する

 GPUの標準仕様ではベースクロックが2125MHz、基板にあるBIOSスイッチの切り替えによりP(Performance)モードで2295MHz/2475MHz(ゲーム/ブースト)、Q(Quiet)モードで2165MHz/2365MHz(ゲーム/ブースト)に設定できる。

 入荷したTSUKUMO eX.は「極限まで性能を求める人に注目されていますね。優秀なチップが選別されているので、信頼性という点からも評価されていると思います」と話していた。

 一方で、別のショップでは「マイニング需要はなさそうですね。あの用途で見るとコスパ的に難しいところがありますから。今のところ転売ヤーにも狙われていないようで、ある意味、本来必要とする人に届きやすいモデルになっています」とのコメントも聞いた。

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SteelSeriesの肉抜きマウス2モデルがデビュー

 入力デバイスでは、SteelSeriesの肉抜きマウス「Aerox 3」と、そのワイヤレス版「Aerox 3 Wireless」が話題になっていた。価格は順に8000円強と1万3000円前後だ。

Aerox 3 Wireless Aerox 3 SteelSeries「Aerox 3 Wireless」と「Aerox 3」のパッケージ
Aerox 3 Wireless Aerox 3 超軽量ボディーで内部が光る

 天面と底面のカバーを肉抜きして軽量化したマウスで、Aerox 3の本体重量は約57g、Aerox 3 Wirelessは約66gとなる。サイズはともに約67.03(幅)×120.55(奥行き)×37.98(高さ)mmだ。

 入荷したパソコンSHOPアークは「マウスの左右両側面を肉抜きしないなど実用性の高いデザインで、人気を集めそうですね。ぜひ店頭で実物をチェックしてみてください」とプッシュしていた。

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シーケンシャルリード毎秒7400MBの高速SSDが登場

 ストレージ関連では、ADATAのXPGブランドからM.2 NVMe SSD「GAMMIX S70 BLADE」シリーズが売り出されている。2TBモデルが5万円弱、1TBモデルが2万4000円前後だ。

GAMMIX S70 BLADE XPG(ADATA)「GAMMIX S70 BLADE」シリーズ

 PCIe 4.0に対応し、シーケンシャル読み出しが最大毎秒7400MB、書き込みが最大毎秒6400MBと高速なのが特徴だ。2020年10月に登場したサムスン「980 PRO」シリーズや、同年11月のWestern Digital「WD_BLACK SN850」シリーズに続く、毎秒7000MBクラスのSSDとなる。

 パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「公称値でいえばM.2 SSDで最高クラスの読み出し速度になりますね。ヒートシンクもパッケージに付属しており、使う際になしとありを選べるのも実用的です」と話していた。マザーボード側にM.2 SSD用のヒートシンクが用意されるケースも多く、ヒートシンク付きSSDはそのままだと取り付けられない可能性があるからだ。

GAMMIX S70 BLADE ヒートシンクを省いた状態
GAMMIX S70 BLADE 付属のヒートシンクを装着したイメージ

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