関西の地で果たされた、ラファエレと函館ラ・サールの高校生の約束
函館ラ・サール高校ラグビー部監督の宇佐見純平は、日本代表のラファエレ ティモシーの姿に驚く。 2020年12月21日、神戸製鋼灘浜グラウンド。かねて自分たちの練習へ出てくれる予定だったラファエレがなんと、約束の10時より1時間も早く芝へ立っていたのだ。 出会いのきっかけにも温もりがあった。 宇佐見監督によると、初めは1年生部員の志賀申之介がラファエレの上梓した『つなげる力 最高のチームに大切な13のこと』(ハーパーコリンズ・ジャパン)に感動。本人へTwitterのダイレクトメッセージを送ると、北海道から離れた神戸製鋼コベルコスティーラーズに所属のラファエレから返事が来たのである。 「いつか函館に行くよ」 社会情勢によっては北の大地でかないそうだった両者の対面が、年末、ラファエレのホームグラウンドで実現したのである。折しも函館ラ・サール高校は、大阪での全国高校ラグビー大会へ出るため関西にいた。 かくして宇佐見は、世界で活躍するラファエレの心意気に感銘を受けたのだ。 この件を問われたラファエレ本人は、「これは、言う必要がないかもしれないけど……」。謙遜からか、話に落ちを加える。 「自分のセッション(練習)もしなきゃいけないので、早めに来ていたんです。(函館ラ・サールが来る前には)フィットネス(走り込み)をして、映像を見ました。彼らからは『もしよければ練習に参加しませんか?』と言われて『ぜひ』と応じましたが、試験後最初の練習だったようで、また、フィットネスがあった! ちょっと、失敗したかな」
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