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Tuesday, August 11, 2020

甲子園交流試合 天理登場|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

高校野球の交流試合、2日目の第1試合は、奈良の天理高校が広島新庄高校と対戦しましたが、2対4で敗れました。

天理は、1点を追う4回に相手のワイルドピッチで追いつきましたが、5回に広島新庄の明光竜之介選手に、タイムリーツーベースを打たれて勝ち越しを許しました。
その後は、相手の投手リレーの前に、強力打線が封じられました。

敗れた天理高校のキャプテン、下林源太選手は初めての甲子園について、「踏み入れた瞬間、今までやってきた球場をはるかに超えるすばらしい球場だと感じたので少し圧倒されて最初のほうは固くなってしまった。後半は徐々に慣れてきて、全員で声をかけ合いながら自分たちの野球が出しきれたかなと思う」と話していました。
下林選手は5打数ノーヒット、チームもヒット6本と強力打線が抑えこまれましたが、「自分たちも最高の準備をして最高の調子で挑んだ大会だったので相手のピッチャーが一枚上手だった。自分たちのバッティングをしてこういう結果だったのであっぱれという気持ちです」と相手をたたえていました。
そして、「甲子園球場で試合をさせてもらうことができ、負けても本当に悔いはないという気持ちに自分自身なれた。すがすがしい思いです」と最後は晴れやかな笑顔を見せていました。

天理高校の先発、庭野夢叶投手は8回4失点で敗れたものの、甲子園のマウンドに立てたことについて、「テレビでしか見たことがなかったけれど、いい景色、いい雰囲気ですごくよかった。最後の1年間、我慢することも多かったけれど最後にこういう舞台で終わることができたのですごくいい1年だった」と話していました。
庭野投手は、9回にリリーフした2年生の達孝太投手に対し、「1イニングしかないけど、楽しんで投げてこい。150キロ出してこい」と声をかけて送り出し、最後のマウンドを託したことを明かしました。

天理高校の中村良二監督は強力打線がヒット6本に抑え込まれたことについて、「うちのチームはすべて出しきった。調子も悪くなかったし、心身ともに万全な状態で臨めた。ただ、相手がしっかりと野球をして、うちの弱点を突いてきた。相当研究をしてきたのだと思うし、脱帽です」と笑顔で相手のチームをたたえました。
そのうえで、「この1年は本当にいろいろなことがあったが最後は甲子園で終わることができ、支えてくれた人たちには感謝しかない」と話していました。

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August 11, 2020 at 10:25AM
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