チームコンディションを維持することはマネジメントをする上で重要で、かつ極めて難しい。それは部活動や企業など一般的な環境においても言及することができる。フットボールにおいて今シーズンはなおさら、マネジメントに神経をすり減らすイレギュラーなシーズンだったと私は振り返る。新型コロナウイルスが世界的に猛威をふるい、各国リーグ戦も中断や即終了を余儀なくされたからだ。
この平等に与えられた時間、各クラブがどのようにこの難局を乗り切ったかは中断期間後の戦績を見れば少なからず理解することができるだろう。調子を上げたクラブもあれば、反対にこれまでの勢いを失ったクラブも存在する。今回はリーグ戦再開前と後でまったく様子が異なる欧州リーグの4クラブご紹介したい。
ラツィオ(セリエA)
今シーズンのラツィオは破竹の快進撃でフットボール界を盛り上げた。しかしそれはリーグ戦中断前という注釈が必要のようだ。第5節のインテル戦以来リーグ戦では負けなしが続き、中断に入る第26節までは勝ち点62で2位。首位のユベントスと勝ち点1差で追従し逆転優勝も十分にありえる状況だったが、再開後3勝1分5敗という失速はユベントスの独走状態を食い止めることができなかった。
特に失点の増加が目立つ。中断に入る前は1試合平均失点は0.88失点と守備の安定性を伺えるが、再開後は1.67失点にまで増加した。クリーンシートも再開後はたった1試合に留まり、アタランタに2位の座を明け渡すことになった。
ヘタフェ(ラ・リーガ)
ラ・リーガではヘタフェの失速が目立った。再開後11試合で1勝5分5敗と第32節のレアル・ソシエダ戦だけしか勝利できていない。リーグが中断に入るまでは4位とチャンピオンズリーグ出場に向けて視界良好だったが、再開後の失速により8位まで転落することになってしまった。リーグ戦再開前と後での1試合平均勝ち点の差を見ればこの結果も受け入れなければならない。
リーグ屈指の堅守ぶりで躍進するヘタフェ。今シーズンの37失点はバルセロナよりも低い数字と健闘した数字と言えるが、その努力が勝ち点積み上げに貢献することにはつながらなかった。
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