中日・堂上直倫内野手（３１）が２７日、ナゴヤ球場での自主練習後に代表取材に応じた。アップ、打撃練習を行い、その後グラウンドで自身の背番号と同じ「６３」球ノックを受け、最後は外野でアメリカンノックも敢行するなど、しっかりと体を動かした。「限られた時間の中なんですけど、やりたいことはしっかりできている。足腰もしっかり動かしているし、打つ方も、守る方もできている」と明かした。
今季から兄・剛裕氏が球団職員として中日に復帰。再び同じ旗の下でリーグ優勝・日本一を目指すことになった。兄の背中を追い続けてきた弟は「帰ってきてくれて素直にうれしかった。仲もいいし、自分の調子とかもよく見ていてくれる。（兄が間近で見ているので）今まで以上に打てればいいですね。一緒にビールかけ？やりたいですね」と意気込んだ。
自宅では６歳、３歳の息子たちと日々格闘するパパに変身。「家族のありがたみを感じます。奥さんもすごいストレスもあると思うんですけど、その中で家のこと料理や掃除などやってくれている。感謝しかないですね。（何か家事は？）掃除機かけますよ」。
昨季は自身初の１２本塁打とここ一番で長打が光った堂上。開幕日はまだ決まっていないが、経験豊富な中堅は黙々と準備を進めている。
報知新聞社
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