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Monday, March 23, 2020

46歳で出産 女優・加藤貴子 子どもに“普通”を求めてしまった過去(たまひよONLINE) - Yahoo!ニュース

連載8回目となる今回は、自分の中にある「ものさし」に関するお話です。無意識に、自分が考える“常識”に、子どもをはめ込もうとしてしまっていた、と語る女優・加藤貴子さん。この連載は、44才で第一子、46才で第二子を出産した、加藤さんの赤裸々な育児話と、育児に影響を与えた言葉を紹介しています。

自分の中で作り上げた“ものさし”

先日、友人に子育ての近況を話していたときのこと。私はたびたび「普通は…」を会話の冒頭につけていたようです。自分ではまったく意識していなかったのですが、気のおけない友人とのリラックスした会話の中で、なんの気なく口をついて出ていたようです。

だから、「タカちゃん、『普通は~』なんて~ないんよ~」と言われたとき、なんのことやらポカーンでしたが、友人は、かみくだいてていねいに説明してくれました。
「『普通さ~』とか『常識的に』なんて言葉が頭につく発想は、実のところ自分固有のものさしなんよ」
「なんでもそのものさしを当てはめて、人のことを計ろうとすると、トラブルになることが多いんやで~」
「育った環境も、価値観も感性も外見も、みんなそれぞれ違うんだから、同じ『普通』感なんて、あるようでないんよ」
「他人はもちろん、夫婦でも、親子であっても、言えることやで」
軽やかな関西弁に救われましたが、言葉の重みが胸にきました。そして自分が大きな勘違いをしていたことに気づき、恥ずかしくなりました。

無意識に子どもに求めていた“普通の子”

私は子育てするようになってから、普段気をつけていることがあります。それは、“まわりと比べて子どもをしからない”です。これは先輩ママから教わったことで、納得して、とくに心に留めていることでした。

でも…確かに同級生やお友だちと比べることはしなくても、自分の育った環境やなんとなく持ち合わせている常識観から私なりの“普通の子”のイメージを作り上げて、知らず知らずその頭の中の“普通の子”と息子たちを比べて、しかったりほめたりしていたんですね。

今までその“普通の子”のものさしで、どれだけ自分の子育てに足かせをしてきてしまったことか…。息子たちもずいぶん窮屈だったろうな~と反省しました。

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March 23, 2020 at 06:05AM
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