大相撲春場所（３月８日初日、エディオンアリーナ大阪）に向け、二所ノ関一門による連合稽古が２８日、堺市の尾車部屋で行われ、３８年ぶりの１大関となった貴景勝は高安との三番稽古（同じ相手と続けて取る）で３勝７敗と課題を残した。
本来の低い体勢から何度も押していく取り口は少なく、苦しいとすぐにいなす内容が目立った。時折、左膝を気にする場面もあった。「体と思ったことが一致しないところがあった。角度や高さのちょっとしたところで、修正していかないといけない。体の調子は悪くない」と淡々と話した。
この日３０歳の誕生日を迎えた元大関の高安は、積極的に攻める姿を見せた。平幕は２０１６年夏場所以来となるが「自分の相撲が戻りつつある。もう一度大関に復帰し、さらにその上を目指したい」と意気込んだ。
この連合稽古は大阪市の大型複合施設「グランフロント大阪」で一般公開で行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で変更された。
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February 28, 2020 at 03:11PM
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貴景勝は高安に３勝７敗「体の調子は悪くない」 二所ノ関一門の連合稽古 - サンケイスポーツ
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