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Friday, October 21, 2022

「普通の値動きでない」円は一時6円急騰、数時間で1ドル=146円台に…覆面介入か - 読売新聞オンライン

 21日のニューヨーク外国為替市場で急激な円高・ドル安が進み、円相場は一時、1ドル=146円台前半をつけた。直前に152円目前まで下落し、約32年ぶりの円安水準を更新していた。政府・日本銀行が、円安に歯止めをかける狙いで再度の円買い・ドル売りの為替介入を実施したとみられる。

 円相場は日本時間21日午後9時40分頃に1ドル=151円90銭台と、152円に迫っていた。その後、午後11時半過ぎから急速に上昇に転じ、22日午前1時過ぎには146円20銭前後をつけた。一部システムでは144円台半ばで取引が成立する極端な動きもあった。数時間で6~7円程度円高・ドル安が進んだ形だ。

 ニューヨークに拠点を構える日系の大手金融機関幹部は「普通の値動きではなかった」と指摘した。

 関係者によると、鈴木財務相と財務省の神田真人財務官は21日深夜、電話で協議を行った。神田財務官は22日未明、記者団に「何もコメントしません」と述べ、介入を実施したかどうかは言及しなかった。介入の事実を明らかにしない「覆面介入」だった可能性がある。

 政府・日銀は9月22日、約2兆8000億円の円買い・ドル売りの為替介入を実施した。約24年ぶりとなる円買い・ドル売り介入で、1ドル=145円台で推移していた円相場は一時、140円台に急騰した。

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