Buah Asem: スタイリストがZARAで「普通の服」を買う理由。コスパブランドの賢い使い方 | スタイリスト乾千恵さんの「華やかだけどきちんと見える」おしゃれのコツ

Wednesday, August 31, 2022

スタイリストがZARAで「普通の服」を買う理由。コスパブランドの賢い使い方 | スタイリスト乾千恵さんの「華やかだけどきちんと見える」おしゃれのコツ - mi-mollet（ミモレ）

華やかな色やアイテムを取り入れた心躍るスタイリングに定評のあるスタイリスト乾千恵さん。私服コーディネートを通して、乾さん流のファッションとの付き合い方を教えてもらいます。

今回のテーマは、お手頃な価格でトレンドのアイテムや心躍るデザイン、カラーが揃うブランド「ZARA」。華やかでドラマチックな服やスタイリングが好きなスタイリスト乾千恵さんなので、さぞ利用しているのかと思ったら……。

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「ZARA」らしい服はすぐにわかって気まずい空気に。あえてなんてことない普通の服を選ぶようになりました

ZARAといえば、ヨーロッパのブランドらしいプリントや凝ったディテールのアイテムが豊富ですよね。もちろん私もそういったアイテムは好きなんですが、過去に可愛いなと思って購入したワンピースを着て出かけたら、同じ服を着た人と遭遇してしまった経験があって。ZARAの服って他にはない独特の雰囲気があるので、お互いにすぐに“あ、同じ服だ……”と気づき、かなり気まずい空気が流れました。たくさん店舗があるコスパブランドだから当然起こりうることだし、ユニクロのTシャツやパンツがかぶるなんてことはよくあることだと思うんですが、それとは違う、いたたまれない気持ちが心に残り、ZARAで華やかな服はほぼ手に取らなくなりました。

ジレ／ZARA　タンクトップ／エディション　パンツ／マックスマーラ　ベルト／エルメス　ネックレス／マリハ　時計／カルティエ　バッグ／エルメス　サンダル／セリーヌ

とはいえ、トレンド感もありお手頃なZARAを使わないのはもったないので、以来ZARAではメンズ服か“何でもない普通のシンプルな服”を買うようになりました。エッジの効いたモノ、派手なモノが多いイメージがありますが、実はジャケットやジレなどシックでマニッシュなアイテムも豊富ですし、いい意味で“どこにでもありそう”なシンプルな服もかなりあるんです。

最近のお気に入りはロングジレ。今年ならZARA以外にもたくさん見かけたようなアイテムだからこそ、気負わず着られます。オフホワイトのジレを主役にグラデーションカラーの上品なコーディネートにしました。