新型コロナウイルスの感染の急拡大で、県内でも自宅療養者が急増するなか、県から委託され自宅療養者の健康相談にあたる医師は「オミクロン株はかぜに似た症状が多いが、肺炎を起こす人もいて、普通のかぜとは違うものだと感じている」と話しました。
県と高知市は保健所の負担軽減のため先月下旬から自宅療養者の夜間と休日の健康相談を民間に委託しています。
委託先の会社の社長の菊池亮医師がNHKの取材に応じ、全国の患者の診療にあたる中でオミクロン株の症状について「せきや鼻水などかぜに似た症状で済む人が多いものの、おう吐や下痢を伴う場合や、肺炎を起こす人もいるなど症状が多岐にわたっていて、やはり普通のかぜとは違うものだと感じている」と話しました。
そのうえで「肺炎を起こしている患者は、高齢者のほか、ワクチンを接種していない人が目立っていて、ワクチンの効果を非常に感じている」と指摘しました。
この会社では、自宅療養者の健康観察をオンラインのみで行うのは高知県が初めてだということで、菊池医師は「遠隔でできることには限りがあるため、救急医療や対面での診療との連携が欠かせない」とした上で「高齢者を中心になかなかサービスを使いこなせない場合がある」とオンラインならではの難しさを語りました。
その一方で、これまでの知見から遠隔でも肺炎の予兆を早期にとらえられるようになっているとして、「オンライン診療を併用することで医療従事者への二次感染のリスクを減らせるのは大きなメリットだ」と話しました。
からの記事と詳細 ( 高知県内 自宅療養者が急増 医師「普通のかぜとは違う」|NHK 高知県のニュース - NHK NEWS WEB )
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