大和市で小学1年の次男=当時(7つ)=を殺害したとして母親の自称看護助手上田綾乃容疑者(42)が逮捕された事件で、近隣住民は「(次男は)毎日登校していた」「親子で手をつないで歩いていた」などと日常の様子を振り返り、殺人事件に発展したことに驚きや困惑をのぞかせた。
上田容疑者の次男雄大君と息子が一緒に登校していたという女性によると、雄大君は亡くなるまで、数回の欠席を除いて毎日学校に通っていた。入学して最初の登校時には、容疑者が自宅から近くの集合場所まで付き添っていた。以降は顔を合わせる機会はなかったが、「家がすぐ近くなので、特におかしいとは思わなかった」と語る。
近所に暮らす男性は、弟(三男)を乗せたベビーカーを押す雄大君と、容疑者が一緒に歩いているのを見た。あいさつも交わし、「普通の家族だった」。
2017年に三男が死亡した直後の容疑者は「げっそりしていた」。心配して声をかけると、「家で布団をかぶった状態で亡くなった」と説明したという。他にも亡くなった子どもがいたことは容疑者から聞いており、19年に雄大君が死亡した時は「さすがに多い」と不審に思ったという。
容疑者らが暮らしていたアパート管理人の女性(54)は、容疑者と雄大君について「よく2人で手をつないで歩いていた」。家賃の支払いは毎月手渡しで行っており、雄大君が亡くなる前は容疑者と2人で支払いに来ていたという。
雄大君が亡くなった後、容疑者から「突然亡くなってしまった」と報告を受けたが、容疑者に変わった様子はなかったという。「トラブルは聞いたことがなく、普通の家族だと思っていた。3年近く前の話が今、なぜこんなことになっているのか」と困惑していた。(米田怜央、丸山耀平)
関連キーワード
おすすめ情報
からの記事と詳細 ( 7歳次男窒息死に「さすがに多い」と不審 近所の人が見た「普通の家族」 - 東京新聞 )
https://ift.tt/Mo2urCe
普通の
No comments:
Post a Comment