お笑いコンビ「モンスターエンジン」の西森洋一(43)が31日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に出演し、新型コロナウイルスの感染が拡大する中での周囲の環境の変化を語った。
子供たちが新型コロナウイルスに感染したため、西森は濃厚接触者として隔離期間に入っていた。30日から仕事復帰し、大阪・なんばグランド花月(NGK)で舞台に出たことを報告。現場でも感染者や濃厚接触者が続出し、てんやわんやだったという。「濃厚接触者が多いですし、感染した人も多いですけど、誰がどの出番?みたいになってます。昨日もNGKやったんですけど、いつもやったらトップ出番か2番目かなんですけど、昨日はトリ前でしたからね」と明かした。
芸人間でも、感染していない人は代役出演などで引っ張りだこだという。「この間、(シャンプーハットの)てつじさんにも話を聞いたら、『この後ステージ7回ある』って言ってました。ラジオ終わりで」と、てつじの多忙ぶりを告白。パーソナリティーの上沼恵美子は「イルカのショーでも3回やで?」とジョークをまじえて驚きを表現した。
西森は2人の子供が感染したが、症状はわずかだったという。「普通の風邪よりも3分の1くらいの感じで、弱~い風邪でした。ちょっとだけ熱出て。次の日にちょっとだけせき出て、もう終わりです。あと何もないです」。無症状なのに行動を制限されてしまった子供たちは、「元気なので、どうしようもないんですよ。元気なので、暴れ回りたいという願望がすごい」という状況だったことを明かした。
政府は濃厚接触者の隔離期間を7日に短縮すると発表した。さらに、大阪府ではPCR検査なしで新型コロナと診断する「みなし陽性」を導入する方針を示している。10日間の隔離を余儀なくされた西森は、「7日間になって、僕は10日間やったんだけど、ニュースを見てたらもうあんまり検査せえへんのですよ。俺の時もしてくれたら良かったのに」とぼやいていた。
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