「詰め込み」「偏差値」というイメージが強い中学受験。「受験のための勉強は子どもの将来に役に立つの?」「難易度より、子どもを伸ばしてくれる学校を選びたい」といった悩みを抱えている親御さんも増えています。思い切って「偏差値」というものさしから一度離れて、中学受験を考えてみては――。こう提案するのは、探究学習の第一人者である矢萩邦彦さんと、「きょうこ先生」としておなじみのプロ家庭教師・安浪京子さんです。連載6回目の今回は、最近増えてきている新しいタイプの入試を考える親御さんからの相談です。 【難関大に強い中高一貫校「全国版86校」合格実績はこちら!】
* * * 【相談6】 「何事もマイペースの息子。今は大手進学塾に通っていますが、クラスはいちばん下。本を読むことは好きなので、普通の受験よりも、今はやりの「新型入試」の方が合うのかな?とも思っています。普通入試との併願は難しいでしょうか?」(小4男子の母) ■筆記型、プレゼン型、適性検査型… 矢萩:最近はいわゆる「新型入試」を実施する学校が増えてきましたね。資料を読んで自分なりの意見を書く筆記型、自分が打ち込んできたものを発表するプレゼン型の入試、公立中高一貫校がやっている適性検査に準じた適正検査型入試など。安浪さんのところは、このような「新型入試」を受験する教え子さんはいない? 安浪:いないですね。うちは従来型の試験で苦しんでいる子が来る感じなので。私立が本命というご家庭がほとんどで、ときどき都立の中高一貫校を併願で受ける子もいます。この場合、各学校用の記述対策は必要ですが、私立用に積み上げてきた学習内容はやっぱり役に立ちますね。 矢萩:「新型入試」は知識の量を試すものではないからね。 安浪:でも最難関、難関校で新型入試をやっているところはないですよね。まあ、麻布などはもともと探究的な要素がかなり入った入試をやっていますが。 矢萩:あそこは別格。普通以上に知識も解答を文章で作成する力も必要です。
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