Microsoftは23日、Windows 10で特定のパッチを適用するとゲームのパフォーマンスが低下する問題について、既知の問題のロールバック(KIR、Known Issue Rollback)を行なうことで解決したと発表した。
Known Issue Rollbackは、Windows 10においてセキュリティ以外の不具合修正をサポートする目的でバージョン2004から本実装された機能。パッチに重大な不具合が認められた場合に、該当する対象だけを以前のバージョンと同様に動作するよう戻すことができる。
3月29日に配布した「KB5000842」以降のパッチを適用した環境で、ゲームのフレームレートが極端に低下する症状を解決した。直近では13日に配布された累積パッチ「KB5001330」でも同様の症状が報告されており、更新パッチをアンインストールするとセキュリティ上の問題が生じる可能性があったことから、早期の解決が待たれていた。
Microsoftの報告によれば、当該パッチにおけるパフォーマンス低下の問題は2つ以上のディスプレイを使用する環境で、ゲームのフルスクリーンモードもしくはボーダレスウィンドウモードを使用した場合に発生していたケースがほとんどだったという。
近年はゲームプレイと並行して別のディスプレイでストリーミング配信や攻略サイトの参照を行なうユーザーも存在するため、真剣にゲームに取り組むゲーマーほど今回の症状に悩まされていた可能性が高い。
からの記事と詳細 ( Windows 10でゲームのパフォーマンスが低下する問題が解決 - PC Watch )
https://ift.tt/3sMg360
科学&テクノロジー
No comments:
Post a Comment