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Tuesday, March 2, 2021

Microsoft公式の無料自動化ツール「Power Automate Desktop for Windows 10」でプログラミング不要の自動操作を試してみた - GIGAZINE


2021年3月2日に、Microsoftから公式ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)ツールの「Power Automate Desktop for Windows 10」が登場しました。このツールはWindows 10に標準搭載される予定ですが、すでにダウンロード可能になっていたので実際に使ってみました。

Download Power Automate Desktop for Windows 10 to automate tasks and processes at no additional cost | Windows Experience Blog
https://blogs.windows.com/windowsexperience/2021/03/02/download-power-automate-desktop-for-windows-10-to-automate-tasks-and-processes-at-no-additional-cost/

「Power Automate Desktop for Windows 10」をPCにインストールするために、Microsoftの配布ページにアクセスして「download」をクリック。


ダウンロードした「Setup.Microsoft.PowerAutomateDesktop.exe」をダブルクリックしてインストーラーを起動します。


インストーラーが起動したら「次へ」をクリック。


「使用条件」と「プライバシーに関する声明」を確認したらチェックボックスにチェックを入れて、「インストール」をクリック。


インストールが完了すると、こんな感じの画面が表示されます。ブラウザに拡張機能をインストールすることで、ウェブブラウザを用いた自動操作が可能になるとのこと。今回はFirefoxを使ってみるので、「Mozilla Firefox」をクリック。


Firefox向け拡張機能「Microsoft Power Automate」の配布ページが表示されたら「Firefoxへ追加」をクリック。


画面右上のポップアップに表示される「追加」をクリックしたら拡張機能のインストールは完了です。


インストーラーに戻って、「Power Automate Desktopの起動」をクリック。


すると、Microsoftアカウントでのサインインを求められるので、メールアドレスを入力して「サインイン」をクリック。


「アカウントにサインイン」画面が表示されたら、サインインに用いるアカウントをクリック。


パスワードを入力して「サインイン」をクリックすると、「Power Automate Desktop for Windows 10」が起動します。


「Power Automate Desktop for Windows 10」が起動したら、「国/地域の選択」で日本を選択し、「開始する」をクリック。


「Power Automate Desktop for Windows 10」の画面はこんな感じ。自動操作を登録するために「新しいフロー」をクリック。


フローに名前を付けたら、「作成」をクリック。


フロー作成画面はこんな感じ。画面左側にはアクションの一覧が表示され、画面右側では、変数などの詳細設定が可能。今回は、ウェブブラウジングの自動化をするために、画面上部の地球儀アイコンをクリックします。


ウェブブラウジングに用いるブラウザの選択画面が表示されたら「Firefox」を選択し、「次へ」をクリック。


すると、「Webレコーダー」とFirefoxが起動します。


Firefoxで自動操作の起点となるページを開いたら、Webレコーダー左上に表示された「記録の開始」をクリックし、Firefoxでアクセスしたいリンクをクリックします。


すると、Webレコーダーに自動的に「Webページの要素をクリック」というアクションが追加されました。「Power Automate Desktop for Windows 10」ではこんな感じに、PCで行った操作をアクションとして自動認識してくれます。


また、テキストの入力を認識させることも可能。Google検索の検索キーワード入力欄に「GIGAZINE」と入力したところ、Webレコーダーに「Webページのテキストフィードに入力」というアクションが追加されました。


自動操作させたいアクションをすべて認識させたら、「終了」をクリックしてWebレコーダーを閉じます。


すると、こんな感じにフロー作成画面にWebレコーダーで認識させたアクションが反映されています。自動操作の内容を保存するには、画面左上の保存アイコンをクリック。


保存完了ポップアップが表示されたら「OK」をクリック。


自動操作を実行するには、保存アイコンの右側に配置されている再生ボタンのようなマークをクリックします。


以下のムービーでは、実際に自動操作を実行する様子を確認できます。

Microsoft公式RPAツール「Power Automate Desktop for Windows 10」を使って自動でブラウジングする様子 - YouTube

なお、「Power Automate Desktop for Windows 10」はWindows 10に標準搭載される予定で、記事作成時点から数週間以内にWindows Insider Preview向けに配信されます。

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