サーバー側に余裕があったとしても、こういうことが起きるのですね...。
Oculus Quest 2でもアクセスできる大人気VR SNSのVRChat。24時間365日、常に様々なワールドでいろんなアバターが集って話して遊んで笑っているのですが、2021年1月1日。アメリカ東海岸年明け時間の0時という、ここぞ!というタイミングでアクセスできなくなりました。
新型コロナ禍の影響が著しいニューヨークのユーザーを中心に、バーチャル空間のタイムズスクエアワールドなどを中心に「あけおめー!」をしたいアバターが次々とやってきて、なんと同時接続ユーザー数4万人を超えるという新記録を打ち出しました。VRChat公式のmediumによれば、APIサーバーもリアルタイムネットワークサーバーもオールグリーンで、すべてがうまく行くと考えていたそうです。
しかし、アクセスできなくなりました。
その原因は、あまりに多くのアクセスがあったことから、VRChatのセキュリティパートナーのシステムが「これはDoS(サービス拒否)攻撃ではないか」と判断したこと。ログイン、ソーシャルリストの取得、ワールドに参加、アバターの着替えなどなどのリクエストが総じて限界値を超えてしまい、正しいユーザーの正しいアクセスにも関わらず「受け付けないよ!」とトラフィックをシャットダウンしてしまったのです。
VRChat側からみると、サーバー側は問題ないのにワールドからどんどんアバターがいなくなる。ユーザーからすると、せっかく遠方の友達とメタバースでバーチャルハイタッチしようと思ったの入れなくてイライラする。これは不幸過ぎる事態です。なんといいますか、ご愁傷さますぎます。日本時間の1月1日午前0時は問題なくログインできたので、本当にご愁傷さま感が強い。
世界中で外出や外食がままならない現在、VR SNSの価値は凄まじい勢いで高まっています。個人的にもお見合いしちゃって話すタイミングが難しいZoom飲みより、VRChatでわちゃわちゃとしゃべっているほうが楽しいと感じていますし、2021年は利用者数がもっともっとダイナマイトになるんじゃないかと思っています。
だからこそVRChatに限らず、すべてのVR SNSで、増え続けていくだろうユーザーをスムースに迎えてくれる準備を整えてほしいですね!
Source: Medium
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科学&テクノロジー
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