戦後に誕生してからまもなく80年。歌舞伎町は時代を映しながら、その姿を変え続けている。人に快楽を与えるものが集まる陰では、違法・不法な存在がはびこり続けてきた。
10代でテレクラを始めたアキエ（仮名、51歳）が売春の客を路上に求めたのは、2000年ごろだった。
「既に大久保公園の周りは立ちんぼスポットになってたね。この年までやると思わなかったけど」
彼女は東京都内で生まれ育った。早くに父親が亡くなり、母親は新しい男を連れてきた。それが嫌で「グレた」。15歳を過ぎた頃に警察に捕まり、少年鑑別所を経て女子少年院に入り、成人するまで自立支援施設で暮らした。最後は施設も飛び出し、歌舞伎町でのテレクラ売春に戻った。
からの記事と詳細 ( ルポ路上売春：歌舞伎町史／3止 「普通の子」バイト感覚で 浄化作戦後も ... - 毎日新聞 )
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