「奥さんは話しづらい雰囲気」「普通の夫婦」…高３女子遺棄、周辺住民に驚き - 読売新聞

　何があったのか――。女子高校生の遺体を山梨県内に遺棄したとして、群馬県渋川市の夫婦が逮捕された事件。夫婦は最近一緒に暮らし始めたとみられ、周辺の住民に驚きが広がっている。

　警視庁に死体遺棄容疑で逮捕されたのは、渋川市渋川、職業不詳小森章平（２７）と妻の 和美（いずみ） （２８）両容疑者。夫婦は３０日、東京都墨田区、私立高校３年 鷲野花夏（わしのかな） さん（１８）の遺体を山梨県早川町の小屋に遺棄した疑い。２人はいずれも容疑を認め、捜査関係者によると、「小屋の中で殺した」と供述している。

　夫婦の自宅近くの女性（２６）によると、和美容疑者は１年ほど前に移り住み、章平容疑者と７月頃から暮らしているとみられ、「奥さんは近くのコンビニで働いていたが、話しづらい雰囲気。旦那さんは車をよくいじっていたが、変わった様子はなかった」と話し、近くの４０歳代男性は「普通の夫婦という感じだったのに」と驚いていた。

　付近の防犯カメラには、夫婦が使っていたとみられる県外ナンバーの白い車が、２８日夜に自宅近くの駐車場へ戻り、２９日夜に再び出ていく様子が映っていた。

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