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Thursday, April 8, 2021

Nintendo Switchアップデート解析により4K対応ドックやBluetoothオーディオに関する記述があったことが判明 - IGN JAPAN

先日配信されたNintendo Switchのアップデートのデータ解析から、4Kバージョン向けの新たなドックが登場し、Bluetoothオーディオに対応するアップデートが行われる可能性が浮上した。

コード解析などを行っているOatmealDomeは、アップデート12.0.0に未発表と思われる機能に関する記述があったことを指摘した。パッチノートでは、セーブデータのバックアップにおけるバグが修正されたとしか書かれていないが、アップデートファイルに目を通したファンはほかの変更点についても言及している。

OatmealDomeは当初、今回のアップデートがドック自体をアップデートできるようにするものだが、これはドックのコンポーネントが基本的なものであることを考えると必要ないはずだと述べていた。しかし、Twitterユーザーのhexkyzが、ファームウェアで使用されている「crda」という言葉は、「Cradle Aula」の略語ではないかと指摘。「Cradle」はドックを指す内部用語で、「Aula」は噂されている4K対応の新型Switchコードネームと言われている

さらに、OatmealDomeは「4kdp_preferred_over_usb30」という新しい内部設定も発見している。これは、4Kディスプレイポート出力と関係のある可能性が高く、新型Switchでのみ必要になるものだという。いずれも確実なものではなく、ファームウェアの設定は一度も使用しなくても実装することが可能だが、新しいドックと4K出力というのは、価格が上がるとされている新型Switchの機能と一致する。

[Nintendo Switch Firmware Update]

About my earlier tweet about update 12.0.0 being able to upgrade the dock firmware...

There is also this setting:

"is_crda_fw_update_supported"

"CrdA" = Cradle (Dock) for Aula. Aula is the codename for the new model.

(Thanks to @hexkyz!) https://t.co/USSPCbG20q pic.twitter.com/gwsOZdmg6b

— OatmealDome (@OatmealDome) April 6, 2021

これとは別に、OatmealDomeは、このファームウェアアップデートによってBluetoothドライバにオーディオサポートが追加されることも示している。Bluetoothオーディオは、有線ではなくワイヤレスヘッドセットを使用することができる機能であるため、Switchの発売当初から要望が多かった。それが、アップデートでついに実装されるかもしれない。

しかし、OatmealDomeは、現時点ではコンソールでこの機能が使用されているかどうかは不明だと明言しており、ドックの変更点と同様に、一度も使用されない可能性もあるという。もちろん、新型Switchでこの機能が実装される可能性もある(私のように主にドックを使用してプレイしている人にとってはすごくうれしい)。

現時点で公式に確認することはできないが、任天堂が新型Switchの開発に取り組んでいるのであれば、発売前にそれをサポートするための内部アップグレードの実装を検討するのは当然のことだ。

いわゆる「Switch Pro」の登場は数年前から噂されていた。任天堂が「近いうちに」新型の発表は行わないと述べていたことから、アナリストらは2021年内の発売について意見が割れている。

とは言え、任天堂は売り上げの記録が再び更新されると見込んでいると報じられているため、新型の発売は、ソフトウェアの売り上げを伸ばす手段として考えられているのかもしれない。

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