2016年に放送され、社会現象を巻き起こした大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が2021年1月に新春スペシャルとして待望のカムバック! 契約結婚を経て、みくりと平匡が本当の結婚を決めたその後が描かれます。放送前後からツイッター上では逃げ恥の関連ワードがトレンド入りし、放送開始30分後には「#逃げ恥」が世界トレンド1位に輝くなど注目されました。ジェンダーや夫婦別姓、育児休暇、コロナなど、さまざまな問題が提起され、視聴者の評価が割れた新春スペシャルを振り返ります。
「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!」(TBS系)が1月2日に放送。作中で平匡(星野源)から飛び出した、“普通のアップデート”というセリフ。新しい価値観を受け入れ、“普通”をより良いものにしようという言葉だ。果たして、「逃げ恥」は普通のアップデートに成功したのだろうか? 2016年に放送された「逃げるは恥だが役に立つ」。雇用関係として契約結婚をしたみくり(新垣結衣)と平匡は、お互いに寄り添い、仕事という形で夫婦関係を築き上げていく。派遣切り、高齢童貞、LGBTQ問題、様々な社会問題をコミカルかつ新鮮にぶった切っていく爽快さが社会現象を生んだ。 連ドラ時と今回の正月SPの大きな違いは、“周りに黙って”という楽しい設定がすでに消費されてしまっていること。演出の金子文紀氏から「前ほどキュンキュンを売りにしてはいけない」などの発言もあったが、ラブコメ要素よりも社会派な一面が前面に押し出されていた。「選択的夫婦別姓」「産休・育休の順番待ち」「独り身の大病」「同性愛者の老後」など、2時間半の放送で「何にも考えさせられない」シーンはひとつもなかった。
子どもが生まれても自覚が持てない男はたくさんいる!
舞台は、2019年6月。みくりと平匡は、雇用関係から本物の夫婦になっていた。料理は、平日帰りの早いみくりが担当し、休日は平匡が。洗濯は、お互いの出勤時間のズレをうまく利用してやっつけるなど、合理的な家事を分担する。「エアコンのフィルターを掃除しておきました」と担当外でやったことをお互いにアピールする姿は、4年ぶりにすごくこの2人らしい。 そんな中、みくりの妊娠が発覚する。結婚生活は順風満帆だったが、妊娠検査薬の陽性反応を見せたときの平匡の反応に、みくりは不満げ。実際、妊娠を男がちゃんと自覚するのに時間がかかるケースはある。 パートナーのお腹がふくれてやっと気づくヤツ、赤ちゃんの顔を見るまで何も感じないヤツ、生まれてもまだ独身気分のヤツ、妊娠発覚時に大喜びしたけど本当はなんにも自覚できてないヤツ。平匡は正直すぎて冷たい印象こそあったが、かなりマシな部類だと思う。ちなみに僕は、妻のお腹の中から赤ちゃんが蹴ってくるまで事の重大さをよく理解できていなかった。申し訳ないことに理解しているフリをするので精一杯だった。 「父になる」ということを少しずつ自覚した平匡は、みくりに「全力でサポートします」と宣言。しかし、みくりは「サポートって何?手伝いなの?一緒に親になるんじゃなくて?」と考え方の違いを指摘する。すれ違ったまま2人の妊娠生活という戦いが始まる……というところでチャラン・ポ・ランタンのオープニングテーマ「進め、たまに逃げても」が流れる。
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