会社で役員に出世したわけでも遺産相続があったわけでもない。ごく普通の会社員でも1億円以上の資産を築ける人は意外に多いと言います。では、ごく普通のまま終わる人と、1億円の資産を築く人の違いはいったいどこにあるのでしょうか。3万人以上のお金の相談に乗ってきた大江英樹さんが、「億り人」になれるサラリーマンの特徴3つを解説します――。 【この記事の画像を見る】 ■定年まで会社勤め、相続なしでも大金持ち 前回の記事「「〇〇します」普通のサラリーマンが多用し、お金持ちになれる人は絶対言わない"ある言葉"」で、お金持ちになる人のうち、自営業やフリーランスの人達の思考や行動習慣についてお話しました。今回は会社に勤める仕事をしている人でお金持ちになった人のパターンや特徴を考えてみましょう。 前回もお話しましたが、実は会社勤めでずっと定年まで過ごした人の中にも1億円を超える資産を築く人は少なくありません。特に親から遺産相続をしたわけでもなく、会社の中で役員になるといった大きな出世をしたわけではなくてもそういう人は間違いなくいるのです。私も25年間の投資相談業務の中でそういう人達をたくさん見てきました。そんな人達にもある種の共通点が間違いなくあります。ではそんな人達の行動や思考とは一体どのようなものなのでしょうか? 前回の自営業でお金持ちになれる人には3つの特徴があるとお話しましたが、実は勤め人の場合も同じように3つの特徴があります。ただし、これは前回の自営業の人達の特徴とは少しパターンが異なります。勤め人の場合の3つの特徴とは……。
■お金持ちになれるサラリーマンの3大特徴 普通のサラリーマンなのに、大きな資産を築く人は以下の特徴があります。 ①天引きの習慣を身に付けている ②お金にあまり執着が無い ③何でも自分で考えるクセを持っている では今回も一つずつその行動と、なぜそれが資産形成のために重要なのかを考えてみましょう。 ■①天引きの習慣を持っている 自営業と違って勤め人の場合、収入に大きな波はありません。ボーナスなどは年によって大きく開くことはあるでしょうが、毎月の給料は、極端な長時間残業でもなければそれほどバラツキは少ないでしょう。したがって収入がそう簡単に増えないのであれば、支出を減らそうという方向に動きがちです。いわゆる「節約」であり、世の中には「節約術」指南がたくさん出ています。もちろん無駄な支出を減らすことを考えるのは必要なことですが、やたら節約指向に走ってしまうと、生活が楽しくなくなります。実際に節約指南をしているファイナンシャルプランナーの人達の中にも結構無駄遣いしている人だっているのです(笑)。 私は節約よりももっと大事なことがこの「天引きの習慣」だと思います。サラリーマンのように決まった収入のある人にとってお金を増やすために最も必要なことは、“自分の視界からお金を見えないようにすること”です。天引きされたお金は知らないうちに貯まっていますから、まさにこれが当てはまるのです。 ■必要なときにガッツリ投資できる資金を そしてこの場合の天引きは必ずしも投資でなくてもかまいません。単に貯蓄でも良いのです。「でも貯蓄じゃお金は増えないでしょう、やっぱり積立投資の方がいいんじゃない? 」と思う人もいるでしょう。「積立投資」というのは資産形成にとっては一定の効果があることは確かですが、積立投資だけで大金持ちになったという人は少ないでしょう。やはり注ぎ込むべき時にはお金をしっかりと注ぎ込んだ人が長期的には成功しているからです。 そのためには貯蓄であってもかまわないので天引きで資金をある程度こしらえておくことも必要です。なぜなら、本当に必要な時にお金を集中して投資することもできるからです。企業だけでなく、個人においても“キャッシュ・イズ・キング(現金が最強)”なのです。
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