【クリーブランド（米オハイオ州）＝蒔田一彦】米大統領選の第１回テレビ討論会が２９日午後９時（日本時間３０日午前１０時）過ぎから、オハイオ州クリーブランドで始まった。１１月３日の投票日まで１か月余りとなる中、共和党候補のドナルド・トランプ大統領（７４）と、民主党候補のジョー・バイデン前副大統領（７７）の直接対決に注目が集まった。
連邦最高裁判所の判事任命問題についてトランプ氏は、「我々は選挙に勝ったので、判事を選ぶ権利がある」と述べ、保守派判事の任命を急ぐ考えを示した。
これに対してバイデン氏は、「選挙結果が出るまで待つべきだ」として、大統領選前の任命に反対した。
討論会は主要テレビ局やインターネットで中継され、視聴者やメディアの評価は最終盤の選挙情勢に影響する可能性がある。
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